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他車運転危険担保特約

他車運転危険担保特約とは、他人の車を借りて運転
して事故を起こした場合その損害賠償について借りた
車にかけられた保険に優先して、運転手が加入してい
る自動車保険から保険金が支払われる特約です。

 

例えば、運転手Aさんが友人Bさんの車を借りて
事故を起こした場合、友人Bさんが所有している
車にかけている任意保険を使えば保険金が下り
ますが、保険を使えば等級も下がりますし、友人
Bさんに迷惑をかけてしまいます。

 

このような場合に、運転手Aさんが加入している
自動車保険を使って損害賠償金を支払うのが、
他車運転危険担保特約です。

 

通常、任意保険に加入していれば自動的に付帯されます。

 

■■他車運転危険担保特約の補償内容■■
他車運転危険担保特約が適用されるには、
いくつかの条件を満たしている必要があります。

 

まずこの特約が対象となる人は以下に当てはまる
方のみです。また、自家用8種に該当する車種を
運転していた場合が対象となります。

 

(1)主な運転手(記名被保険者)
(2)(1)の配偶者(内縁を含む)
(3)(1)または(2)の同居親族
(4)(1)または(2)の別居している未婚の子

 

またこの特約の補償内容は、運転手が加入している
自動車保険の補償内容が適用されることになります。

 

対人・対物補償は特約を付けている保険の補償内容
で、自損事故傷害では人身傷害保険を付けていない
場合、自損事故傷害保険が適用されます。

 

借りた車の修理代などに対しては特約を付けて
いる自動車保険の車両保険が、借りた車によっ
て損害を与えた相手方の車の修理に対しては
対物補償が適用されることになります。

 

そのため加入している車両保険が限定タイプ
の場合、当て逃げや単独事故での補償が適用
されないので注意が必要です。

 

■■他車運転危険担保特約の注意点■■
他車運転危険担保特約の補償が適用されないケースが
いくつかあるので、条件を理解しておくことが大切です。

 

適用されないケースは以下の通りです。

 

■記名被保険者および親族が所有する車、
常時使用する車を運転していた場合

 

■所有者の承諾を得ずに運転していた場合

 

■業務のために運転していた場合

 

■記名被保険者が役員である法人が
所有する車を運転していた場合

 

業務中の事故に関しては法人が補償すること
になっているので、他車運転危険担保特約を
使うことはできません。

 

また事故に対する補償は、運転手と車の所有者
がそれぞれ責任を負うことになっています。

 

そのため、所有者の承諾なく運転した場合は運転手
のみが賠償の責任を負うことになりますので、無断で
借りた車に対して補償範囲が及ばなくなります。

 

また他の特約等と同じように、飲酒運転など
の危険な運転をしていた際の事故に関して、
この特約が適用されることはありません。

 

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